内閣府が平成22年度に高齢者の住宅と生活環境に関する調査結果の転倒事故に関する項目から、この1年間で転んだことがある人は9.5%と、約1割の人が自宅内で転倒しているとしています。
性別にみると転んだことのある人は、男性6.8%、女性11.8%で女性で高くなっている。年齢階級別では85歳以上で19.4%、70歳未満10%未満となっている。
転倒場所は①庭が最も多く、次いで②居間・茶の間・リビング、③玄関となっています。
高齢者が転倒を起こしやすい場所
①庭(36.4%)
②居間・茶の間・リビング(20.5%)
③玄関・玄関ポーチ・ホール(17.4%)
④階段(13.8%)
⑤寝室(10.3%)
⑥廊下(8.2%)
⑦浴室(6.2%)
⑧台所(6.2%)
⑨ベランダ・バルコニー(4.6%)
⑩便所(4.1%)
⑪食堂(1.5%)
けがの有無等
①けがはなかった(33.3%)
②打撲(32.3%)
③すり傷・切り傷(25.6%)
④ねんざ・脱臼・突き指(9.7%)
⑤下半身・腰の骨折(5.6%)
(引用資料)
・平成22年度高齢者の住宅と生活環境に関する意識調査結果:内閣府政策統括官