スポーツ中の指のケガは突き指が多いです。
突き指はケガをした時の状況(指に加わった外力と方向)で捻挫であったり骨折(不全骨折含む)や脱臼などの損傷が起こります。治療は損傷により固定法やリハビリ、治療期間に違いがあります。
突き指は単純なケガではないという事だけは理解頂きたい。
突き指は引っ張れば治るは間違いです‼
主な突き指による手指損傷
末節骨・DIP関節
・マレットフィンガー(腱損傷)
・マレット骨折(脱臼骨折)
・DIP関節側副靭帯損傷
中節骨・PIP関節
・掌側板剥離骨折
・PIP関節側副靭帯損傷
・中節骨骨折(基部骨折・斜骨折等)
基節骨・MP関節
・MP関節側副靭帯損傷
・基節骨骨折(基部骨折・斜骨折等)
中手骨
・ボクサー骨折(中手骨頸部骨折)
・中手骨骨幹部骨折(斜骨折)
・伸筋腱脱臼(伸筋支帯損傷)
指の損傷は病態によって治療法、治療期間などが違います。ただここで言える事は突き指をしたら必ず医療機関に受診する事をおすすめします。ケガを放置するともしかすると指の動きが悪くなったり、指の変形を起こしたりという事もあるので注意してください。
● 患部の出血を伴う場合→ 整形外科、外科
● 痛み、腫れの場合→ 接骨院