寒暖差疲労について

寒暖差は気温差の事です。寒暖差疲労は「自律神経」が関係します。自律神経には「交感神経」と「副交感神経」という二つの種類の神経があり、交感神経と副交感神経は互いに相反する役割を果たしています。

 

▶交感神経

 心拍数を増加、血圧を上げる、発汗作用促進など身体を活発な状態に働かせます

▶副交感神経

 心拍数減少、血圧を下げる、発汗抑制など身体を休めるような状態に持っていきます

 

交感神経と副交感神経が正常に機能するためには一定以上のエネルギーが必要です。気温差が5℃以上の大きい環境にいると身体のエネルギー消費も激しくなります。エネルギーが枯渇すると身体が疲労してしまい様々な症状を引き起こしてしまいます。

 

体調不良の症状

・頭重、頭痛、食欲不振、便秘

・肩こり、背痛、腰痛

・全身倦怠感、疲れが取れない 等

 

対処法

・適温となるように衣服で調整

・生活リズムの改善 など

気軽にできる疲労解消法

・呼吸法(胸式呼吸・腹式呼吸)

・体操、ヨガ、ストレッチ

・入浴

・マッサージ

・温熱療法

寒暖差疲労が悪化すると自律神経失調症など病気へ移行してしまいますので身体を整えましょう。