テニス肘はテニスやバドミントン、卓球などのラケットスポーツで生じる肘・前腕部に起こるスポーツ障害です。
テニス肘の原因・誘因
肘の外側の骨の隆起(上腕骨外側上顆)から前腕部の筋肉に反復刺激が加わることで骨膜、筋腱部(長橈側手根伸筋、短橈側手根伸筋、総指伸筋、尺側手根伸筋、肘筋)に炎症を起こすと考えられています。テニスのバックハンドストロークが原因とされていますが、年齢的に年齢が上がると筋腱の加齢変化も起こるため高い年齢層で発症しやすいとされています。また、重いラケットや筋力不足も発生の誘因とされています。
テニス肘の症状
・肘の張り、硬さなどの違和感、痛み
・前腕の外側に沿った痛み
・肘屈伸時痛、前腕回外痛
・運動時、運動後も続く鈍痛
テニス肘のセルフケア
・前腕外側筋群のストレッチ(肘関節伸展位)
15秒~30秒この位置を保持する
・前腕外側筋群のストレッチ(肘関節屈曲位)
15秒~30秒この位置を保持する
・前腕内側筋群のストレッチ(肘関節伸展位)
15秒~30秒この位置を保持する
・肘筋のセルフマッサージ
・前腕伸筋群のセルフマッサージ