ランニング障害

近年、健康維持や健康増進などでランニングをされる方が増えています。ランニング障害はマラソンや長距離ランナーなどで生じる下肢に起こるスポーツ障害です。

 

 

ランニング障害の原因・誘因

ランニング障害は繰り返しのストレスが原因で足部から下腿、膝から大腿などの筋肉や腱、骨膜などに炎症を起こすと考えられています。ランニング障害には、アキレス腱炎、足底筋膜炎、中足骨痛、腓腹筋痛、腸脛靭帯炎などがあります。ランニング時の足の接地場所や、足の蹴り出し時の足部の捻じれ、膝の内外側移動や重心位置などのランニングフォームが誘因の1つとされています。

 

 

ランニング障害の症状

・かかとの痛み

・アキレス腱ならびに周囲の痛み

足の裏の痛み

・前足部、中足部の痛み

・ランニング時の痛み

・ランニング後の痛み

 

 

 

ランニング障害のセルフケア

・足裏~アキレス腱ストレッチ(膝屈曲位)

・下腿後面ストレッチ(膝伸展位)

・足裏の筋膜リリース(テニスボール、ゴルフボール等を使用)

 

・足趾の筋力トレーニング(タオルギャザートレーニング)